はじめに
SEL1670Zと一緒に、もう一本持って行ったのがSEL15F14G(今回の主役です。)
それぞれのレンズについて、以下に簡単にまとめました。
一本目:SEL1670Z
SEL1670Z(Vario-Tessar T E 16-70mm F4 ZA OSS)は、
焦点距離16-70mm(フルサイズ換算で約24-105mm相当)をカバーする標準ズームレンズ。
ズーム全域でF4固定、カールツァイス(ZEISS)ブランドらしいクリアな色乗りと高コントラストが魅力。
手ブレ補正(OSS)も内蔵していて、暗所やスナップ撮影でも安心できる。
重さは約308gと、ズームレンズとしては軽量な部類。
旅行や街歩きなど、オールマイティに使いたいときにぴったりな一本。
二本目:SEL15F14G
SEL15F14G(E 15mm F1.4 G)は、
焦点距離15mm(フルサイズ換算で約22.5mm相当)の超広角単焦点レンズ。
開放F値はF1.4と非常に明るく、暗いアトラクションや夜景撮影にも強い。
Gレンズならではの高解像と滑らかなボケが楽しめる設計。
重さは約219gと、とても軽く、持ち歩きの負担が少ないのもポイント。
ダイナミックな広角表現をコンパクトに楽しみたいときに頼れる相棒。
SEL15F14Gには、室内のアトラクションの撮影や、背景を大きくぼかしたい場面で活躍してくれることを期待していました。
あわよくば夜のショーやアトラクションも、と思ってはいたのですが、流石に小さな子を連れて回ることはできず…いずれチャレンジしたいなと思っています。
実際に使ってみると、写る世界が違って見えるのが面白いところでした。
それでは、作例をご覧ください。
このレンズを選んだ一番の目的から
なんといってもF1.4の明るさと、広角で背景をぼかしたいというところ。
お花が引き立ち、ふんわりとした素敵な写真です。
こちらはカントリーベアシアター、そしてチキルームの様子。
室内のアトラクションでの威力を感じました。
ノイズを抑えつつ、空気感を残せる写りが最高です。
こちらは、ぶらりと歩きながら撮った一枚。
歪みはあれど、それも個性。
大胆な構図がハマる軽さとサイズもディズニー向きです。
こちらは、今回のレンズで撮影した写真で一番のお気に入り。
欲を言えば、後ろの汽車の煙も綺麗に納めてみたかった。
次回はF値を調整して、理想的な写真に挑戦してみたい。
城を見上げる構図にもチャレンジ。
長時間持っていても疲れないので、二本持ちの補助レンズにしてもいいなと思いました。
おわりに
SEL15F14Gは、風景も雰囲気も全部写し撮りたくなるレンズでした。
光と空気をそのまま閉じ込めたような描写に、何度も驚かされました。
SEL1670Zで「余裕」を、SEL15F14Gで「表現を楽しむ」
そんな1日になりました。
前後編に渡りご覧いただき、ありがとうございました。
これからも自分のわがままに正直に、カメラライフも楽しんでいきたいと思います。