現時点で今年買ってよかったもの:SONY A6700と「レンズ交換の楽しさ」

現時点で今年買ってよかったもの:SONY A6700と「レンズ交換の楽しさ」

 

2025年も気づけば三分の一が経ちました。

ガジェット好きとしては、やっぱりこの時期に一度「今年買ってよかったもの」を振り返りたくなります。

私が2025年現時点でのベストバイとして迷いなく挙げるのが、SONYAPS-Cミラーレスカメラ「A6700(α6700)」です。

スペック、使い心地、そしてなぜこれを選んだのか?といった詳細は、これまでの記事でたっぷり書いてきましたので、今回はちょっと視点を変えて、「このカメラがくれた変化」について掘り下げてみようと思います。

 


レンズ交換の楽しさに目覚めたA6700

 

A6700を手にして、一番の変化は「レンズ交換が楽しくなったこと」でした。

正直、それまではレンズ交換が少し億劫だったんです。

撮りたい瞬間にモタモタしたくないし、荷物も増えるし、「ズームレンズ1本で十分」と思っていた時期もあります。

もちろん、最初にセットで購入したレンズはtamron18-300mmの万能レンズ。

 

でもA6700を使っていく内に、その考えが180度変わりました。

いま私が使っているレンズは以下の3本。

  • SEL15F14G(超広角・F1.4単焦点):風景や建物、旅行先でのスナップに最適。軽くて明るく、見たまま以上の広がりを写せる感覚が気持ちいい。
  • SEL1670Z(ツァイス・F4通しズーム):日常使いに万能な標準ズーム。軽量・高画質・高級感の三拍子。
  • SEL70350G(望遠ズーム):家族写真や運動会、遠くの動物など、換算525mmの圧倒的な寄り感で活躍。

この3本で、撮りたいもの・伝えたい空気感に合わせて「レンズを選ぶ」ことができるようになりました。

まるで今日の気分で服を選ぶような感覚。

撮影前の「今日はどのレンズで行こうか?」という時間が、すでに楽しみの一部になっています。

SEL70350G作例

レンズによって“見え方”が変わるという発見

A6700と出会って気づいたのは、カメラって「機材」以上に「感覚を変える存在」だということ。

たとえば、SEL15F14Gで見上げた建造物は、肉眼で見るよりもずっとドラマチックに映ります。

SEL15F14G作例

逆に、SEL70350Gで切り取った子どもの表情は、まるで映画のワンシーンのように感じられることも。

子供の顔はUPできませんので、鴨ちゃんのかわいいお顔

スマホのカメラでは気づかなかった、「レンズごとに世界の見え方が変わる」という当たり前のようで奥深い体験。

それを身をもって味わえるようになったのが、A6700を手に入れて一番嬉しかったことかもしれません。


撮ることが“イベント”になる喜び

何気ない日常の風景ですが、こんなに印象的に

スマホは確かに便利です。

いつでもポケットから取り出して、サクッと撮れる。

でも、だからこそ「撮ることのありがたみ」は薄れてしまう。

一方、A6700は「今日はカメラを持って出かけよう」という小さな決意が必要です。

そして、その決意こそが、日常をちょっとだけ特別にしてくれます。

日常がちょっと特別に映る

重さや荷物の多さを補って余りある高揚感。

ファインダーを覗いた瞬間、構図を考える時間、シャッターを切った手応え。

どれもスマホでは得られなかった“撮る楽しさ”の原点が詰まっていました。


APS-Cというバランスの良さ

フルサイズには憧れがある。

でも今の私には、APS-CのA6700がベストな選択だと感じています。

理由は3つ:

  1. 軽さとサイズ感:持ち運びやすさと性能のバランスが絶妙。
  2. レンズ資産の幅:コンパクトで高性能なレンズが揃っていて、価格も比較的手が届きやすい。
  3. 動画性能も妥協なし:仕事や子どもの成長記録にも活用できる安心感。

A6700は「趣味と実用を両立したい人」にこそぴったりの1台だと、今なら自信を持って言えます。


まとめ:「ガジェットは、心が動いた瞬間に価値がある」

スペックがすごいとか、画質が良いとか、そういうことももちろん大事。

でも、私がガジェットを好きな理由はそこじゃない。

「これを買ってから、ちょっと毎日が楽しくなった」

「これがあるだけで、日常が少しだけ違って見える」

そんなふうに“心が動いた”ガジェットこそが、私にとってのベストバイです。

A6700は、まさにそれ。

写真を撮るという行為を、改めて好きにさせてくれたカメラでした。

2025年の5月からも、A6700と一緒に、まだ見ぬ景色とレンズの組み合わせを楽しんでいきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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