- 1. 社会人になって選んだ“初めてのMac”
- 2. 初代MacBook Proで感じた限界
- 3. 次に選んだのはMacBook Air M3(24GB / 512GB)
- 4. メモリは24GBに。でも欲を言えば32GBでも良かったかも?
- 5. M3チップの安定感と、Airならではの軽さのバランス
- 6. Appleエコシステムの中心としてのMac
- 7. 総括:わがままクリエイターにこそM3 Airはぴったり
1. 社会人になって選んだ“初めてのMac”
大学卒業までは、完全にWindowsユーザーでした。
ノートPCといえばWindows一択。Office製品との親和性もあり、不満なく使っていた記憶があります。
当時はofficeさえ使えればいい環境にいました。
ただ、社会人になってから、iPhoneとiPad、そしてAirPodsやApple Watchなど、Apple製品を次第に生活に取り入れる中で、強く感じるようになったのが
「iCloudを中心とした、Appleならではのシームレスな環境の魅力」
でした。
写真、メモ、カレンダー、ファイル。
どのデバイスでも常に同期されていて、作業の途中でiPadからMacへスムーズに引き継げる。
ファイルアプリの機能は格別です。
そんなAppleエコシステムを最大限に活かすには、PCもMacにするしかない。
そう考えて、人生初のMacとして手に入れたのが、MacBook Pro 2019(8GB / 256GB)モデルでした。
2. 初代MacBook Proで感じた限界
ただ、私の使用スタイルがやや“わがまま”だったのかもしれません。
趣味で行っていたDTM(音楽制作)や4K動画編集は、想像以上にPCに負荷をかける作業でした。
購入当初は快適に動いていたMacBook Proも、数年が経過するうちにカクつきや遅延が目立つようになり、特にDTM作業中のプラグイン大量使用や、4Kでの動画書き出し時には処理落ちが頻発。
ファンの音がうるさくなるたびに「もうちょっとスペックを上げておけばよかったな…」と後悔する日々でした。
それでも、「なんとか使えるうちは使い倒そう」という思いで、結局約5年間使用。
ギリギリまで粘って粘って、ついに買い替えを決意するに至ったわけです。
3. 次に選んだのはMacBook Air M3(24GB / 512GB)
次こそは自分の用途にちゃんとマッチしたモデルを選ぼうと、いろいろ比較検討した結果、購入したのが
MacBook Air M3(24GBメモリ / 512GBストレージ)
モデルです。
まず、AppleシリコンのM3チップ。
この恩恵は想像以上でした。
今まではIntelチップだったこともあり、対応していないアプリがあったり、起動に時間がかかったりという小さなストレスが日常に積み重なっていたのですが、
M3になってからは「全体的な動作が爆速」。
アプリの起動も、ファイルの読み込みも、これまでの体感速度とはまるで別物です。
DTM用のFL studioを立ち上げるのも一瞬で、プラグインを複数重ねても処理落ちは皆無に。
Final Cut Proでの4K動画編集も、タイムラインのスクラブがなめらかに動き、書き出しもぐっとスムーズになりました。
Intel時代には到底考えられなかった“ストレスフリー”な作業環境が、今ようやく手に入ったという感じです。
4. メモリは24GBに。でも欲を言えば32GBでも良かったかも?
M3 Airには最大24GBまでのメモリ構成が用意されています。
今回は「これだけあれば十分だろう」と思って24GBを選択しましたが、実際に使ってみて、
「やっぱり物理メモリ32GBモデルがあれば…」
と感じるシーンもゼロではありません。
特に、Final Cut Proで複雑な編集をしたり、FL studioで複数の音源を一気に使ったりすると、書き出し時に失敗することがたまにあるんです。
もちろん頻度は高くないですし、一般的な作業であれば24GBで快適そのもの。
でも、クリエイティブ用途でガチめに使う人には、32GBあればさらに安心感があるんだろうなと思わされました。
5. M3チップの安定感と、Airならではの軽さのバランス
とはいえ、Airという筐体にM3の処理能力が乗ったことのインパクトは大きいです。
Proモデルほどの重厚感はなくても、普段使いは圧倒的に軽く、取り回しがしやすい。
特に私はiPad Proと一緒に持ち歩くことも多いため、「持ち運びやすさ」と「高性能」を両立できた点は、自分のライフスタイルにぴったりでした。
また、バッテリーの持ちも優秀で、外出先でちょっとした動画編集や音声編集をする際も、電源アダプタを忘れてもそこまで心配しなくていいのは嬉しいポイント。
以前のmacbookでは動画一本出力するためにバッテリーを使い切る始末で…
充電しながら動画を出力しなくて良くなったのは、ストレスフリーに大きく貢献したポイントです。
6. Appleエコシステムの中心としてのMac
今回の買い替えで改めて実感したのは、
だということ。
iPhoneで撮った写真が即座にMacに反映され、AirDropでiPadとのデータ受け渡しも一瞬。
音声ファイルをAirPodsで確認しつつ、Apple Watchで通知をチェック。
そんな「自然な連携」が生活に溶け込んでいて、もうWindowsには戻れない…と思ってしまいます。
7. 総括:わがままクリエイターにこそM3 Airはぴったり
DTMや動画編集といったやや重ための作業もしたいけど、持ち運びの軽さやデザインも妥協したくない。
そんな“わがまま”な自分にとって、MacBook Air M3はまさに理想のバランス型ノートでした。
もちろん、プロフェッショナル向けにさらに上位のMacBook Pro(M3 Pro / M3 Max)もありますが、あのスペックは「日常使いにはオーバースペック」と感じる部分も多く、価格とのバランスを考えると、自分にはこのM3 Airがベストチョイスだったと思っています。
これからも、iCloudを中心としたApple製品たちとともに、仕事にも趣味にもこのMacBook Airを相棒として使い込んでいくつもりです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
次の記事は、相変わらずカメラレンズにわがまま欲が湧いてしまっているので、そのことについて書こうかなと思っています。