こんにちは、「わがままテックライフ」です。
今回は、Sony a6700と一緒に使っているレンズのひとつ、
SEL1670Z(Vario-Tessar T E 16-70mm F4 ZA OSS)についてレビューしていきます。
このレンズは、EマウントAPS-Cユーザーの間で長年定番として愛されてきた標準ズーム。
私自身、「タムロン18-300mmだけだとちょっと重い、でも安っぽいキットズームは避けたい」と思い、中古でこのレンズを導入しました。
実際に使ってみてわかったのは、日常にぴったりな使いやすさと、ツァイスらしい落ち着いた描写。
スペックに派手さはないけど、私のわがままに応えてくれる——そんな“ちょうどいい”ズームレンズでした。
- なぜこのレンズを選んだのか?
- 焦点距離:16mm〜70mmで日常をまるっとカバー
- 🔍 ①:16mm(広角)
- 🔍 ②:35〜50mm(標準域)
- 🔍 ③:70mm(中望遠)
- 描写性能:ツァイスらしい落ち着いたトーンと解像感
- OSSと携帯性:動画にも◎、日常使いにちょうどいい
- ❗惜しいポイント
- 🔁 他のSony標準ズームと比べてどうなの?
- 🧭 どれを選べばいい?
- ✅ まとめ:日常を丁寧に切り取れる“信頼ズーム”
- 🎯 おわりに:次回はSEL15F14Gのレビュー予定!
なぜこのレンズを選んだのか?
Tamron 18-300mmで「1本ですべて撮れる便利さ」は十分体感しました。
でも、普段使いにはちょっと重いし、もっと軽くて見た目もカッコいい標準ズームが欲しい…。
そこで候補にあがったのが、SEL1670Z。選んだ決め手はこちら:
-
ツァイスT*コーティングによる色乗りの良さと信頼感
-
F4通しで明るすぎず、暗すぎず
-
**OSS(光学式手ぶれ補正)**搭載で、写真も動画も対応可
-
約308gの軽量設計、持ち出しやすさが段違い
-
中古価格4〜5万円で、ツァイスブランドとしてはコスパ良好
そして、あの青いZeissロゴ!持ってるだけでテンションが上がるって大事です。
焦点距離:16mm〜70mmで日常をまるっとカバー
このレンズの焦点距離は、35mm換算で24mm〜105mm相当。
風景・スナップ・ポートレートなど、だいたいの撮影シーンをこの1本で対応できます。
🔍 ①:16mm(広角)
APS-Cでもしっかり広角。狭い室内や風景でもダイナミックな表現が可能です。
🔍 ②:35〜50mm(標準域)
見たままの自然な視野。ちょうどいい距離感です。
🔍 ③:70mm(中望遠)

少し離れた被写体にもぐっと寄れて、背景を適度にボカせます。
描写性能:ツァイスらしい落ち着いたトーンと解像感
SEL1670Zの描写は、「派手ではないけど、安心して使える」印象。
JPEG撮って出しでもナチュラルで落ち着いた色味が出て、あとから加工しなくてもそのまま使えることが多いです。
-
中心部はシャープで解像感も十分
-
コントラストが自然で、白飛びや黒潰れもしにくい
-
ボケはF4ながらも柔らかく、背景を自然に処理できる
最新のGレンズやGMレンズと比べると「爆速AF」や「キレッキレの解像力」はありませんが、
日常をストレスなく撮るには最適なバランスだと感じています。
OSSと携帯性:動画にも◎、日常使いにちょうどいい
a6700と組み合わせて使うと、電子手ぶれ補正+OSSで手持ち動画も安定。
歩きながらのスナップや子どもの動画も、ブレを抑えて撮れます。
-
日中のスナップ動画にも最適
-
スライダーなしでもそこそこスムーズな画が撮れる
-
約308gと軽量で、Tamron18-300mmよりずっと軽快!
バッグにもスッと入るサイズ感で、「今日は軽めに撮りたい」という日にちょうどいい1本です。
❗惜しいポイント
どんなレンズにも弱点はあります。SEL1670Zも、使っていて以下の点は気になりました。
-
広角端(16mm)での周辺画質は少し甘め
-
最短撮影距離が35cmと、寄りにはやや弱い
-
F4固定なので、強いボケは難しい
とはいえ、このあたりは「理解して使う」なら全く問題なし。
個人的にはむしろ、「気軽に持ち出して自然に撮れる安心感」の方が大きいです。
🔁 他のSony標準ズームと比べてどうなの?
Sony純正のAPS-C用標準ズームレンズの中で、SEL1670Zはどんな立ち位置なのか?
よく比較される2本とスペックを並べてみました。
レンズ名 | 焦点距離(換算) | 開放F値 | 重量 | OSS | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
SEL1670Z | 24-105mm相当 | F4通し | 約308g | ○ | ツァイス描写+軽量。万能バランス型 |
SELP18105G | 27-157.5mm相当 | F4通し | 約427g | ○ | 電動ズーム。動画派向けのGレンズ |
SEL18135 | 27-202.5mm相当 | F3.5-5.6 | 約325g | ○ | 高倍率ズーム。旅行にも◎な万能型 |
🧭 どれを選べばいい?
あなたのスタイル | おすすめレンズ |
---|---|
軽くて描写が良いレンズが欲しい | SEL1670Z |
旅行で1本で全部撮りたい | SEL18135 |
電動ズーム&動画中心に使いたい | SELP18105G |
それぞれの個性があるので、「何を重視するか」で選ぶのが正解です。
私は「描写・軽さ・見た目」のバランスを重視して、SEL1670Zを選びました。
✅ まとめ:日常を丁寧に切り取れる“信頼ズーム”
-
広角から中望遠までをカバーする万能レンジ
-
ツァイスT*コーティングによる発色と質感
-
OSS搭載で写真も動画も快適
-
軽量コンパクトで持ち運びやすい
SEL1670Zは、「高すぎず、安っぽくない。ちょうどいい標準ズーム」として、今でも十分魅力的なレンズです。
特に中古での価格を考えると、コスパも非常に良好。
軽くて、写りもよくて、ちゃんとしたレンズが欲しい」
そんなわがままに応えてくれる1本です。
🎯 おわりに:次回はSEL15F14Gのレビュー予定!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回は、私が愛してやまない広角単焦点レンズ・SEL15F14Gをレビュー予定です。
「小さくて、軽くて、写りもいい」
そんなレンズを探している方には、きっと気になる内容になるはず。
お楽しみに📷✨